合格するためのスケジュール
行政書士試験に、短期間で学習して合格するのも、長期間で学習して合格するのもあなた次第です。
行政書士試験は、試験勉強をする時間がとれる方であれば、短期集中で合格することも可能な試験です。
もともとの素地やキャリアがあって試験に臨むのであれば、３ヶ月ぐらいでも合格は可能でしょう。
また、試験は毎年１１月にありますので、その試験日をめがけて６ヶ月〜１年間の余裕を持って取り組むことができます。
ちなみに、ほとんどの行政書士通信講座は、６ヶ月を目安としています。
行政書士試験の学習スケジュール
では、学習スケジュールのパターンをいくつかあげておきます。
はじめて法律関係の勉強をする方と、まったくの初心者では学習時間に差があります。
また、１日に取り組める学習時間はそれぞれ個人差がありますので、以下はあくまで一例としてとらえてください。
３ヶ月の場合
３ヶ月の学習期間は、学生さんなど、たくさんの勉強時間が取れる方向きの学習スケジュールです。
社会人の場合は、法律の基礎知識がないと、３ヶ月間の勉強では合格は難しいかもしれません。
１ヶ月目
テキストを１冊に絞り、何度も集中して読む。
わからないからといって、途中でやめずに一通りテキストに目を通すことが大事!!
また、とにかく頭にたたきこんで覚えること。空いた時間にも単語帳などを使うことでひたすら暗記!!
２ヶ月目
過去問や模擬試験など、ひたすら問題集を解くこと。
間違えた問題は復習を行い、覚えた知識をより強固なものに!!
３ヶ月目
弱点がわかるので、自分の弱点の補強をすること。
全体の総仕上げをする。
捨てるべき教科は捨てる勇気が必要!!
６ヶ月の場合
６ヶ月の学習期間は、通信講座の基本的な学習スケジュールです。
平日に１日２時間ほど時間が取れる方は、この６ヶ月のスケジュールをオススメします。
６ヶ月というスケジュールは、中だるみもせずに、集中してちょうどいい勉強期間かもしれません。
上記の３ヶ月の勉強パターンを期間を２倍に延ばしたイメージで勉強します。
１ヶ月〜２ヶ月目
基礎を固める時期。テキストの理解を中心に学習を行う。
過去問なども同時に解き始め基礎を固めます。
３ヶ月〜４ヶ月目
願書を出す時期となりますので、モチベーションをあげて頑張りましょう。
模擬試験などを解き、理解を深めます。
苦手な分野はテキストを再度読み直します。
５ヶ月〜６ヶ月目
頻出問題を中心に全体の総仕上げをする。
１年の場合
１年間の学習期間は、通学講座の基本的な学習スケジュールです。
１年間の勉強期間があると、余裕を持って取り組むことができます。
また、たくさんの過去問を解くことも可能で、行政書士試験に合格するには一番のおススメの勉強期間です。
ただし、１年間という学習期間は、中だるみする可能性があり、モチベーションの維持ができない方にはオススメできません。